Photoshopを使わずにPhotoshop用のファイル(.psd)を開いたり別の形式にする方法の紹介です。ついでにゆっくりWindowWalker(YWW)関連の小技も一つ。
本記事は「ゆっくりWindoWalker(YWW)」でMicrosoft公式キャラ「クラウディアさん」を召喚する方法を解説すべく書いてます。この動画の補足記事です。
上の動画では補足として、クラウディアさんをデスクトップに置く方法を示しています。具体的にはコチラのキャラ絵。
いやあデスクトップマスコット向けとしか思えないちびキャラ絵、可愛いですね。ちなみに褒められた方法じゃないですが、上の絵自体が公式絵をpngに変換した画像なので、コレをYWW上で使う事も可能です。
では本題。今回紹介するのは、フリーの強力な画像編集ツールであるPaint.NETです。窓の杜からダウンロードできます。
このPaint.NETは単体でも便利なソフトですが、拡張機能プラグインが色々な方によって提供されているので、調べるとかなりの事が出来ます。その一例となるのが今回のpsdのような、「OS的には標準でないデータフォーマットの画像を開く」ケースです。
さて、具体的にPaint.NETでどうするかですが…実は先人がすでに解説記事を書かれているので、「今日のどーじょー主」様の記事を参考にしてください。この記事を参考にプラグインを導入すれば、クラウディアさんの公式キャラ絵(.psd)を普通の透過画像(.png)に変換出来るはずです。正しく設定するとこういう感じ。
当然ですがキレイに表示されます、ということで本題は以上。もし画像編集ソフトを使った事があまり無い人が本記事を読んでましたら、是非この機会にPaint.NETから手を付けてみてはいかがでしょうか。
…では本題が終わったとこで蛇足を一つ。絵では伝わりませんが、実は上の例では声が出ます。というのも、クラウディアさんの公式素材としてはボイスサンプルも公開されているので、SoundPlayerとYWWのセリフ機能を併用すると普通の声が使えるのです。
以下はクラウディアさんを喋らせる例です。
# -*- encoding: utf-8 -*- from System.Media import SoundPlayer as SP wav = SP("script\\クラウディアさん\\voicesample2\\27goodmorningazuresky.wav") wav.Play() yukkuri.text("Good morning, azure sky♪") yukkuri.wait(4)
ボイスサンプル(公式ページの"クラウディア・窓辺 ボイスサンプル")を"voicesample2"というフォルダ名で、"script\クラウディアさん"ディレクトリへ解凍しておく必要があります。下準備はあるものの、実質6行のコードを書くだけで喋れるならデスクトップマスコットとしては優秀な方です。多分。
こんな感じで、YWWではゆっくり以外のキャラでもデスクトップマスコット化できます。自分で作っといて言うのも何ですが、IronPythonが走るだけでソフトとしての自由度が跳ね上がるのはすごいなあと思いました(小並感